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基礎から学ぶ心電図 ― 看護協会での講義を終えて

先日、看護協会にて「基礎から学ぶ新人のための心電図」というテーマで講義を行いました。
内容は大きく3つ―― モニター心電図の読み方、電気的除細動の基本、ペースメーカーの理解 です。

医療現場では、急変時や不整脈対応において「心電図をすぐに正しく判断できるか」が、患者さんの安全を大きく左右します。今回の講義は、新人看護師の方々に向けて、基礎から丁寧に解説をさせていただきました。


モニター心電図の基本

日常診療で最も多く触れるのが、ベッドサイドモニターの心電図波形です。
心房細動や心室性期外収縮といった一般的な不整脈から、致死的な不整脈まで――いかに早く気づき、チームで対応できるかが重要です。
講義では、心臓の電気生理の仕組みから始め、観察すべきポイントを整理しました。


電気的除細動の重要性

心室細動や無脈性心室頻拍は、一刻を争う場面です。
除細動器を用いた適切な電気ショックこそが、救命のカギになります。
「エネルギー設定」「安全確認」といった基本操作を交えて解説しました。


ペースメーカーの理解

高齢化に伴い、ペースメーカーやICDを植え込んでいる患者さんは年々増えています。
モニター心電図に現れるスパイク波の見方や、作動原理の基本を理解することは、外来や病棟での安全な管理に欠かせません。
今回の講義では、設定や出力を確認すべきポイントについても整理しました。


今後に向けて

看護協会での講義は、若いナースの方々と学びを共有できる貴重な機会でした。
同時に、地域の皆さまに信頼いただけるよう、今後も啓発活動と診療の両輪で取り組んでまいります。

不整脈に関するご不安や、動悸・めまい・失神といった症状でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。