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「動悸はあるのに異常なし」と言われた方へ。不整脈専門医が教える、症状を逃さない3つのステップ

その「動悸」、気のせいではありません

「さっきまで胸がドキドキしていたのに、病院に着いたら治まってしまった」 「健康診断の心電図では『異常なし』。でも、時々脈が飛ぶ感じがして不安……」

循環器内科の外来で、私たちが最も多く耳にするお悩みの一つです。不整脈は「出ているその瞬間」に記録しなければ診断がつきません。しかし、たまにしか出ない症状を数秒間の心電図で捉えるのは、実は至難の業なのです。

当院では、不整脈専門医の視点から、**「診断のロードマップ」**をご用意しています。


ステップ1:まずは基本の「24時間ホルター心電図」

まずは1日(24時間)の心電図を記録し、日常生活の中での脈の変化を調べます。これだけでも、1日のうちにある程度の頻度で出ている不整脈であれば、かなりの確率で診断がつきます。

ステップ2:数日おきの症状には「長時間ホルター(ePatch)」

「週に1〜2回しか症状が出ない」という方に最適なのが、最新の**長時間ホルター心電図(フィリップス社 ePatch)**です。※写真はフィリップス社HPより

  • 最大14日間の連続記録: 24時間では捉えられなかった不整脈も、2週間記録することで検出率が大幅に向上します。
  • 通院の負担を軽減: 検査キットをご自宅へ郵送することも可能です。
  • ポストに返却するだけ: 検査が終わったら、専用の返却用封筒に入れてお近くのポストへ投函するだけ。返却のために来院する必要はありません。

ステップ3:さらに稀な症状には「イベント心電計」

「月に数回、忘れた頃にやってくる症状」には、**イベント心電計(オムロン社・レンタル有料)**をお貸出しします。 これは、動悸を感じたその瞬間にご自身で機器で記録するものです。スマートフォンと連携してその場の心電図を保存できるため、極めて稀な症状でも証拠を掴むことができます。


専門医からのメッセージ:スマートウォッチの通知もご相談ください

最近では、Apple Watchなどのスマートウォッチで「心房細動の疑い」という通知が出て来院される方も増えています。これらは非常に優秀なツールですが、最終的な診断と治療方針の決定には、やはり専門医による精密な検査が不可欠です。

不整脈は、正しく記録し、正しく診断することが治療の第一歩です。 「この程度の症状で相談してもいいのかな?」と迷わず、ぜひ一度、当院の不整脈専門外来へお越しください。

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